公民連携実績の例

Hisaya-odori Parkにおけるロボットを活用した実証実験の実施

  • 都市機能・まちづくり

Hisaya-odori Parkにおけるロボットを活用した実証実験の実施

 

 

 

令和4年5月30日から6月17日まで及び10月24日から11月11日(予定)までの期間、名古屋市のHisaya-odori Park(久屋大通公園 北エリア・テレビ塔エリア)において、NTTコミュニケーションズ株式会社と三井不動産株式会社によるロボットを活用した無人パトロール・フードデリバリーの実証実験を実施しています。

 

実証開始時の発表資料はこちら:https://www.city.nagoya.jp/somu/page/0000152291.html

 

【実証実験実施の背景】

 ・名古屋市について

名古屋市は5Gをデジタル社会における重要な情報通信インフラの1つとして位置づけており、あらゆる場面においてその効果的な活用方法を検証する必要があります。

 

 ・NTTコミュニケーションズ株式会社について

これまでHisaya-odori Parkにおいて、AI映像解析や位置情報解析技術を活用した検証(令和2年9月)、Hisaya-odori Parkをデジタル空間上に「Hisaya Digital Park」として再現し、新たな顧客体験の創出に取り組んできた実績を有しています。

 

 ・三井不動産株式会社について

Park-PFI制度によって開発したHisaya-odori Parkの指定管理者として、来園者や店舗のお客さまの利便性向上と、新たな価値を発信する場所を目指し、さまざまなステークホルダーと共同した取組を進めています。

 

【実証実験の内容】

 ・無人パトロール(園内管理業務の高度化)  <令和4年5月30日~6月17日>

夜間帯を含めた全日、警備ロボットによる巡回を行い、搭載したカメラによる撮影画像を5Gを含むモバイルネットワークを活用してNTTコミュニケーションズ株式会社のAI映像解析サービスに連携。映像解析により不審者を解析・検知し、現場の警備員と連携することで園内警備の強化・効率化を図ります。

下記のフードデリバリーサービス実験期間に、再度の走行を予定しています。

 

 ・ロボットを活用したフードデリバリーサービス実験 <令和4年10月24日~11月11日実施予定>

園内飲食店のメニューを特設エリアで配布されるQRコードを利用してモバイルオーダーし、オーダーされたフードやドリンクをロボットが注文者へデリバリーします。ロボットからの受取方法は、「「Hisaya Digital Park」にアクセスして確認できます。

 

【各者が期待する効果・ねらい】

・名古屋市

デジタル技術を活用したサービスの社会実装を通じた市民サービスの向上や地域経済の活性化、新たな価値の創出

 

・NTTコミュニケーションズ株式会社

ロボットを活用した公園の安心安全・価値向上に関するユースケースづくり

 

・三井不動産株式会社

来園者や店舗のお客様の利便性向上・公園運営の効率化

公園における新たな体験価値の発信

担当課 総務局企画部企画課・総務局総合調整部総合調整室