テーマ型提案制度

【No.16】「学生×なごや」の連携を促進するコミュニケーションプラットフォームの構築

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  • 人材育成
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  • ブランド向上

募集期間

2023年08月03日~2025年03月31日

担当課

総務局・総合調整課

本課題のポイント

解決したい課題

名古屋市が抱える社会課題・行政課題の解決に向けて、コミュニケーションを促進して「学生×なごや」の連携を増やしたい。

なお、「学生」とは主に大学生等を想定しており、「なごや」とは名古屋市役所の他、企業、大学、地域など多様な主体を想定しています。

想定する解決策

・大多数の学生が日頃の情報入手にSNSを活用していることから、学生が扱いやすいコミュニケーションツール等を活用したプラットフォームを構築する。
・プラットフォーム上では学生と連携をしたい市役所の各部署からのニーズを公開し、興味を持った学生と関係部署とのマッチングを行うほか、学生側からも提案ができるものとする。
・市役所だけではなく、社会課題解決に取り組む企業や、大学、地域等の情報も発信することで、学生となごやの繋がりを創出する。

提案者側の想定メリット

・学生となごやの間に入りサポートを行うことで、両方のニーズの把握や、様々な関係機関との繋がりができる。
・コミュニケーションツール等を実際に運用することで運営のノウハウが蓄積される。
・行政と学生の協働を促進するコミュニケーションツールまたはプラットフォームの開発、実証が可能で、事業化を促進できる。

公民連携に期待する事項

市役所のインターネット環境やセキュリティの障壁から、学生が使いやすいコミュニケーションツール等を活用したプラットフォームの運営は困難である。また職員はそうしたツール等に関する知識・経験が乏しく、アイデアがない。
知見やソリューションを有する事業者に、行政と学生の協働を促進する双方向のコミュニケーションツールやプラットフォームについて提案いただきたい。

本課題の詳細

実現したい未来

 

「若い世代が、学び、遊び、働けるまち」が実現し、全国の学生から大学生活を送るまちとして選ばれるようになる。

 

 

課題の背景

 

名古屋市役所の様々な部署において、学生と協働して実施したい事業や学生向けのイベントを企画していますが、学生にそれらの情報が届かず、学生と協働した事業を行うハードルが高くなっています。そのため「学生×なごや」の連携が十分に行われていません。

 

 

課題の現状

 

〇現在、市が運営する学生向けポータルサイト(N-chan)にて学生と連携したい事業や学生向けのイベント等に関する情報発信を行っていますが、ウェブページへの掲載による発信に留まっており、学生に対して直接的なアプローチができていません。また、情報発信は、市側から学生への一方的なものとなっています。

〇名古屋市ではこれまで、なごやと関わりたい学生団体の登録制度を設け、登録団体への情報発信や連携サポートを行ってきましたが、以下のような点が課題となってきました。

・連携や情報発信の対象が団体に所属する学生に限定される

・各学生団体の活動内容と合致しない分野では連携ができない

・各団体を運営する学生の入れ替わりによって、年度ごとに団体のモチベーションや連携の密度に差が生じ、継続性のある連携が難しい

〇学生側から市へ、連携を提案してもらうような仕組みがありません。

募集概要

担当課 総務局・総合調整課
担当部署の事業の概要 ・重要事項の総合調整
・特命にかかるプロジェクトの推進及び調整
・その他特命事項の処理
・部内他室の主管に属しないこと
・公民連携推進にかかる企画調整
・大学等との連携による政策の企画に関すること
・学生タウンなごやに関すること
検討経緯・これまでに実施したことがある施策等 学生団体の登録制度のほか、令和4年度からは学生の社会貢献を支援する新たな取組として、本市が抱える社会課題・行政課題の解決に向けて、公募により結成された学生のプロジェクトチームが市の関係部署と連携しながら活動を行う「なごや学生社会課題解決プログラム」や、本市と包括連携協定を締結している企業の社会貢献の取組について、学生が自ら取材を行い、記事を作成する「学生による企業の社会貢献活動発信」を実施。
これらの事業は参加人数が限られているため、学生が社会貢献活動に参加する機会をさらに創出していきたい。
提供企業に求める専門性 ・学生が参画しやすいプラットフォームの運営や、学生と協働した事業に関する知見
・直感的で使いやすいコミュニケーションツール等の開発や運営を行う能力
提案できるリソース等 ・市の各局区室における連携ニーズの集約・提供
・市内大学への広報及び市内大学を通した学生への広報
・学生タウンなごやポータルサイト「N-chan」での広報
・コミュニケーションツール等で情報発信するコンテンツ
・コミュニケーションツール等の実証実験フィールド、実証実験データ
実施予定時期 令和5年度中に事業を検討し、令和6年度より実施したい。
令和6年度は実証実験での実施も想定している。
提案の選定方法 提案を参考に、あらためて実施事業者の公募等を実施。
予算措置の可能性
備考/その他参考情報

学生タウンなごやポータルサイト「N-chan」トップページURL

https://gakusei-town.city.nagoya.jp/

学生タウンなごや推進ビジョン

本編 (city.nagoya.jp)