テーマ型提案制度

【No.17】都心部まちづくりにおけるデジタルトランスフォーメーション(DX)の実現

  • 都市機能・まちづくり
  • DX

募集期間

2023年08月03日~2024年03月31日

担当課

住宅都市局・都心まちづくり課

本課題は過去に募集した課題であり、現在は募集しておりません。

本課題のポイント

解決したい課題

データ等の客観的エビデンスに基づく機動的なまちづくりの推進による都心部のさらなる魅力向上

想定する解決策

・再開発事業の前後での、回遊行動の傾向や地価、温室効果ガスの排出量、自動車交通状況 などの変化の確認・可視化
・既存建物の構造/用途/建築年数や周辺の開発傾向、消費/回遊行動等を加味した土地活用の将来予測
・時間帯やイベントの有無、天候による回遊行動への影響や、年代別・移動手段別の回遊行動の傾向、広場間だけでなく広場・沿道間や地域間における回遊行動の相関などの分析

提案者側の想定メリット

・名古屋市と協働することにより、都心部まちづくりにおけるEBPM(エビデンスに基づく政策立案)について知見を得ることができる。
・情報システムを開発して、実証することが可能。また運用のノウハウを得ることができる。

公民連携に期待する事項

・提案者が有する回遊行動等の各種データの収集、分析、取扱に関する知見・技術と名古屋市の都心部まちづくりのノウハウを組み合わせて、データ等の客観的なエビデンスに基づく機動的なまちづくり推進に資する新たな手法を構築したい。
・これまでとは異なる方法・手順をとることが想定され、課題設定当初に想定できていない事項にも都度柔軟に対応すること

本課題の詳細

実現したい未来

 

名古屋市「都心部まちづくりビジョン」では、名古屋市が目指す姿として以下の将来像を示している。

・世界中から多様な人々を呼び込みイノベーションを創出するまち

・快適な都市空間に訪れる人々の賑わいが広がるまち

・ゆとりを楽しむ名古屋ならではの洗練された都市生活を満喫するまち

 

課題の背景

 

・久屋大通をはじめとした公共空間の再生・活用や民間再開発等による都市機能の導入などによって、ウォーカブルでにぎわいにあふれるまちづくりを行うとともに、魅力的な界隈の形成やエリアマネジメントの推進などを通じて、都心部のさらなる魅力向上が求められています。

・今後のまちづくりの方向性である「人間中心のまちづくり」を実現するためには、都市インフラのデジタル化や施策立案のデータ活用などのデジタル化だけでなく、既存の仕組みの変革を伴うDXの推進まで踏み込むことも求められています。

 

 

課題の現状

 

・再開発事業の効果検証や土地活用の将来予測を踏まえて、民間再開発事業の規制誘導のあり方を検討したいです。

・久屋大通公園や公園施設の来訪状況を踏まえて、将来的にも継続して人の回遊行動等を促す効果的な手段の検討や取り組み成果の蓄積・応用を進めたいです。

・定量的な回遊行動の傾向分析を踏まえて、アクセス改善策や災害時の安全確保計画などを立案したいです。

募集概要

担当課 住宅都市局・都心まちづくり課
担当部署の事業の概要 ・都心部のまちづくりに係る総合的な施策の企画及び調整
・都心部における開発及び整備の事業推進
・都心部における民間再開発等に係る調整(リニア関連・名駅周辺開発推進課・名駅ターミナル整備室の主管に属するものを除く。)
・民間施行の市街地再開発事業等の認可、指導監督
・民間再開発等に係る助成
検討経緯・これまでに実施したことがある施策等 ・魅力向上に資する有効な手立ての検討
・人の回遊・集積に係る目的、回遊経路(平面的/立体的)の検討
・交通量調査(平日休日1日ずつ/年@特定箇所)による回遊行動の把握
提供企業に求める専門性 ・データ分析による仮説検証やそれを説明するためのデータの可視化等、データの取扱に関する知見、技術、ソリューション
・上記の想定する解決策に関して、必要となるデータについての知見、情報
提案できるリソース等 ・名古屋市の都心部まちづくりの推進ノウハウ、関連するデータ、実証するフィールド
実施予定時期 未定
提案の選定方法 審査等による選定等を実施。(提案内容等を審査・選定し採用数を絞込む)
予算措置の可能性
備考/その他参考情報

都心部まちづくりビジョン

https://www.city.nagoya.jp/shisei/category/53-10-7-5-2-0-0-0-0-0.html