公民交流フィールド

登録会員情報

企業・団体名 ウェルビーイング経営ラボ
所在地 愛知県名古屋市千種区富士見台5丁目24-2-310
代表者氏名 代表 近藤公雄
取り組みたい市の課題 教育, 健康・福祉, 地域コミュニティ
課題解決に向けた自社の強み 人材・能力開発
強みを活かして取り組んでみたい内容

視覚障がい者が持つ「全身で感じて聴く力」は、組織の中で人と人との信頼を育み、変化を支える大きな可能性があります。私は、38年間の企業勤務での営業・人材育成・幹部支援の経験と、藤ヶ丘小学校でのPTA会長として地域と向き合う経験があります。この経験を組織の中で活かす新しい雇用モデルの構築に挑戦しています。

目指すのは、視覚障がい者が企業内でコーチとして働き、組織の活性化に貢献できる仕組みを名古屋から実現すること。そのために国際コーチング連盟(ICF)プロフェッショナル資格を取得し、日本視覚障害者コーチ協会(JBCA)を、世界初の障害者当事者によるICF認定スクールとして立ち上げることを目指しています。

名古屋の地場企業が「人の力」で元気になり、障がいの有無を越えて誰もが力を発揮できる社会を創る――その未来を、名古屋フロンティアの皆さんと共に育んでいけたらと願っています。

他の会員と連携して取り組んでみたい内容

名古屋フロンティアの皆さまとは、地域の多様な人材が「聴く力」を活かして組織や社会に貢献できる場を広げる取り組みをご一緒したいと考えています。

たとえば、企業や行政、教育現場における“対話を通じた組織開発”の共創や、心理的安全性・強みの活用をテーマにした地域横断型のワークショップ開催などが挙げられます。

また、視覚障がい者を含む多様な背景の人々が「コーチ」という専門性を活かして働く仕組みをつくることは、結果として、名古屋市職員など公的機関で培った経験を持つ方々が、退職後に地域や企業の“人づくり”に関わる新しい選択肢を持つことにもつながる可能性があります。

名古屋から、多様な人が「人の可能性を引き出す担い手」として活躍する文化を根づかせ、誰もが自分らしく働き続けられる地域社会の実現を、皆さんと共に目指していけたら嬉しく思います。