リーディングプロジェクトについて

キャリア教育の推進

テーマ概要

我が国では、本格的な人口減少社会が到来しつつあるとともに、産業・経済分野を始め、社会の様々な領域において構造的な変化が進行しています。特にグローバル化やデジタルトランスフォーメーションは労働市場に変容をもたらしており、これからの時代の働き手に必要となる能力は変化しています。

このような中で、学ぶことと自己の将来とのつながりを見通しながら、一人一人の社会的・職業的自立に向け、必要な基盤となる能力や態度を育てることを通して、社会の中で自分の役割を果たしながら、自分らしい生き方を実現していくキャリア発達を促すためのキャリア教育の推進・充実への期待が高まっています。あわせて、急激にデジタル化等が進む中で、新しい事業の創出や社会課題の解決に向け、新たな価値創造に取り組む起業家精神(アントレプレナーシップ)を身に付けられる機会の創出が求められています。

本市においては、キャリアコンサルタントの資格を有する専門家を「キャリアナビゲーター」として、中学校、高等学校及び特別支援学校に配置し、キャリア教育に取り組んできました。特に高等学校及び特別支援学校においては、全校にキャリアナビゲーターを配置しており、企業・大学等とも連携して、キャリア形成支援に係る取り組みを進めています。

さらに、「キャリア教育推進センター」は、企業・団体・大学等の皆様と学校の橋渡し役として、情報の集約・提供や各種企画の実施等により、学校におけるキャリア教育の実践をサポートしていきます。

小学校から高等学校までを通じ、発達段階に応じた体系的・系統的なキャリア教育をより一層推進し、自分らしい生き方を実現する力と、社会の中で自分の役割を果たしながら新たな社会の創り手となっていく力を育むことが求められています。

「自分が何をしたいのか」「どんな大人になりたいのか」を子どもたち自身が探究し、自分らしい生き方を実現する力を育むキャリア教育を効果的に実践していくためには、子ども一人一人が実社会の様々な仕事や活躍している人々(本物のヒト・モノ・コト)と、“であう”機会を提供することが不可欠だと考えています。
そこで、「キャリア教育の推進」を公民連携リーディングプロジェクトのテーマに位置付け、企業・団体・大学等の皆様のお力添えをいただきながら、公民一体となって様々な取り組みを行っていきます。

取組事項・進捗

  • ナゴヤキャリアタイムサポーターの募集