公民連携実績の例

【テーマ型課題実績報告】名古屋市発達障害啓発プロジェクト2026(LEGOLAND Japan合同会社、栄4丁目5丁目の会、愛知学院大学)

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■経緯

名古屋市では、『【No.48】「名古屋市発達障害啓発プロジェクト」の効果的な広報・普及啓発について』において、様々な企業・団体・大学等と協力しながら、個性や多様性を理解し支えていく社会をめざすため、提案を募集しています。

このプロジェクトは、多様な主体が発達障害のある方を支える社会の土台づくりを進めることで、社会全体で理解を深め、多様性を認め合い、誰一人取り残さない社会の実現をめざすものです。
プロジェクト2026では、この取り組みに関心を寄せていただいた3社から、以下の取り組みをご提案いただき、実施しました。

① LEGOLAND Japan合同会社
ブルーライトアップ、ミニフィギュア・トレード、スタッフ向けの啓発用品の配布

② 栄4丁目5丁目の会(株式会社イトーキ、株式会社オリバー・コクヨマーケティング株式会社、株式会社丸天産業)
ワークショップ「世界はもっとカラフルだー違いがあるから世界は豊かになるー」の実施
ワークショップで制作した作品等の展示、記念ノベルティの配布

③ 愛知学院大学
講義「発達障害について知る」及び希望の園作品展示の実施。

 

■具体的な取り組み

① LEGOLAND Japan合同会社

より多くの方々に発達障害について知り、理解を深めていただくきっかけとなることをめざし、4月2日の世界自閉症啓発デーに合わせて、ブルーライトアップや特別企画を通じて、ゲストやスタッフなどへの啓発活動に取り組みました。

【 ブルーライトアップ 】(令和8年4月2日)
レゴランドⓇ・ジャパン内のオブザベーション・タワー及びミニランドの一部を、自閉症啓発デーのシンボルカラーであるブルーにライトアップしました。

【 ミニフィギュア・トレード 】(令和8年4月2日)
スタッフが身に着けるレゴⓇミニフィギュアに「ブルー」のモデルが登場し、ゲストとスタッフの交流アクティビティ「ミニフィギュア・トレード」の対象として展開しました。

【 スタッフ向けの啓発 】(令和8年4月2日)
レゴランドⓇ・ジャパン・リゾートで働くスタッフ向けに啓発用チラシを掲示・配布し、発達障害への理解促進を図りました。

 

 

② 栄4丁目5丁目の会

「感じ方の違い=豊かさ」であることを体験的に伝え、「理解する」よりも「豊かな感性を知る」ことを通して、多様性への気づきを生み出すことをめざし、栄4丁目5丁目の会の構成企業の従業員が参加するワークショップの開催や、完成した作品の展示などを実施しました。

【 ワークショップ 】(令和8年4月2日)
生活介護事業所ヨナワールドのメンバーが事前に制作した作品(地球・サイダー・イルカ)に、ヨナワールドのメンバー、栄4丁目5丁目の会の構成企業の従業員が、自閉症啓発デーのイメージカラーである青 を基調としながら、
それぞれの感性で色を重ねていくことでひとつの作品として完成させるワークショップを実施しました。

【 作品展示・記念ノベルティ配布 】(令和8年4月2日~10日)
ヨナワールドのメンバーの作品原画を、栄4丁目5丁目の会の構成企業にて展示しました。
また、ワークショップで作成した作品をカード化し、キャンパスノートA7とともに、栄4丁目5丁目の会の構成企業来場者への記念ノベルティとして配布しました。

 

 

③ 愛知学院大学

アール・ブリュット作品の鑑賞等を通じて発達障害や個性について考えるきっかけとしていただけるよう、学生等向けに発達障害に関する内容の講義を実施したほか、作品の展示を行いました。

【 講義 】(令和8年6月3日、10日)
社会の課題を知り、その解決について考える力を養うことをテーマとした科目である「産官民連携講座Ⅳ/地域連携学A」において、アール・ブリュット作品の鑑賞や、生活介護事業所である希望の園施設長らからの講話などを通じて、発達障害や個性について考える内容の講義を、学生等向けに実施しました。

【 作品展示 】(令和8年6月1日~6月30日)
名城公園キャンパスのアガルスタワー1階において、希望の園が製作したアール・ブリュット作品を展示しました。

 

 

■役割

① LEGOLAND Japan合同会社
・ブルーライトアップや特別企画による、発達障害に関する来場者・市民・スタッフ向け啓発の実施

② 栄4丁目5丁目の会
・ワークショップや作品展示による、発達障害に関する市民・取引先・従業員向け啓発の実施

③ 愛知学院大学
・講義やアール・ブリュット作品展示による、発達障害に関する学生・市民向け啓発の実施

④ 名古屋市
・市内各地のランドマークでのブルーライトアップや啓発物品の配布、イベントの実施等によるプロジェクト全体の盛り上げ
・プロジェクトウェブサイトやパンフレットなどにおける提案企業の取組の発信
・本プロジェクトで活用しているアール・ブリュット作品の利用のための調整
・発達障害啓発チラシ等の提供

 

■実績

① LEGOLAND Japan合同会社
オブザベーション・タワーとミニランド、東京エリアに加えて、名古屋城のライトアップを実施、多くの方にご覧いただく機会を提供しました。
1日限定のミニフィギュア・トレードでは、多くのスタッフが青いレゴⓇミニフィギュアを使ってゲストとトレードを行い、SNSでも好評をいただきました。
名古屋市発達障害啓発プロジェクトの啓発物品であるアートカード、パンフレットを配布した特設カウンターには、想定よりも多くのスタッフが足を運びました。

 

©2026 The LEGO Group.

 

② 栄4丁目5丁目の会
ヨナワールドメンバー4名と栄4丁目5丁目の会の構成企業の従業員10名が、インク、色鉛筆等を用いて楽しく作品を彩りました。迷いなく彩る方もいらっしゃれば、迷いながら彩る方もいらっしゃって、それぞれの個性が発揮された多様性のある作品ができあがりました。
さまざまな青を基調とした作品の記念ノベルティのカードも素敵な仕上がりになり、好評でした。

 

 

③ 愛知学院大学
2日間あわせて81名(学生36名/市民45名)の市民の方が受講してくださいました。初日の講義では、写真を通して作品を作成する過程を興味深く聴講されている様子が伺えました。2日目の講義では作家さんの説明を聞きながら作品を鑑賞し、その感想を講義参加者で共有しました。作品を通してコミュニケーションをとる楽しさを感じることができました。

 

 

 

 

担当課 子ども青少年局 子育て支援部 子ども福祉課