テーマ型提案制度

【No.15】名古屋市中小企業振興会館における食の空間(フードラボ)の実現

  • 産業振興
  • ブランド向上

募集期間

2023年08月03日~2025年03月31日

担当課

経済局・産業企画課

本課題のポイント

解決したい課題

・名古屋市中小企業振興会館(以下「振興会館」という)の来場者の飲食需要に応える。
・館内のレストラン跡地(以下「当該スペース」という)の有効活用を図る。
・先進技術等を活用した飲食提供や新サービスの実証実験を通じた産業振興を図る。
 ※名古屋市中小企業振興会館…吹上ホールなどの展示場と、名古屋市中小企業振興センターや(公財)名古屋市産業振興公社をはじめとする中小企業支援等の窓口・団体が入居する、中小企業の振興を図るための施設。

想定する解決策

・食や食に関連する先進技術・新サービスの実証実験を行う食の空間(フードラボ)の設置
・当該スペースを運営するために必要な環境の整備(食品や容器のごみの処理や清掃・低コストな空調設備・不適切な利用防止用の監視カメラの設置 など)
・先進技術を活用した利用者ニーズの把握

提案者側の想定メリット

・吹上ホールなどの展示施設や会議室などの集会施設を合わせると、年間70万人余り(30年度実績)が来場しており、催事により来場者の年齢層もまちまちであるため、データ収集の活用の場として利用できるとともに、ビジネス機会の創出や認知度の向上が図られる。

公民連携に期待する事項

・先進技術・新サービスを活用した民間事業者のアイデア・ノウハウなどを活用し新たな飲食提供サービス等を導入したい。

本課題の詳細

実現したい未来

 

振興会館に、食や食に関連する先進技術・新サービスを取り入れた食の空間(フードラボ)が実現し、来場者の飲食需要を満たすとともに、参加する企業をはじめとした産業の振興に寄与する。

 

 

課題の背景

 

・館内には、来場者が利用できる飲食施設は営業日時が限定的な小規模店舗1件あるのみで、周辺にはレストランやコンビニ等もないため、来場者から不満が出ています。

・年間70万人の来館者実績があるものの、展示場という施設の性質上、利用者数が平準化していないことやコロナの影響もあり、当該スペースを利用していたレストラン事業者が令和3年5月に撤退しました。以後、新たなレストラン事業者の応募者の目途もなく、当該スペースは未使用の状況です。

・本施設は、中小企業の振興を図る施設としての役割があります。

 

課題の現状

 

・催事がある時は、当該スペース等にて主催者らが弁当を独自に手配して販売していることがあります。

募集概要

担当課 経済局・産業企画課
担当部署の事業の概要 ・産業経済に係る施策の総合的な企画及び調整
・市内中小企業の実態調査その他産業の調査研究
・中小企業振興会館
検討経緯・これまでに実施したことがある施策等 ・先進技術を活用した調理ロボットを設置して、高付加価値な飲食物(麺類)等を提供すること等を検討している。
提供企業に求める専門性 ・飲食物の提供及び飲食の場の提供を、先進技術・新サービスを活用し、来場者の繁閑にも対応して持続的に提供するなど、当該スペースを活用したフードラボ実現のための持続可能なビジネスのアイデア(AI・IoTの活用や、自動化、効率化、省力化など含む)
提案できるリソース等 ・館内のレストラン跡地(当該スペース)
・施設概要、年間来場者数、年間催事数
実施予定時期 できるだけ早く
提案の選定方法 その他(場所に限りがあるため、提案内容及び提案の数によって選定あり )
予算措置の可能性 未定
備考/その他参考情報

名古屋市中小企業振興会館

https://www.nipc.or.jp/fukiage/