テーマ型提案制度

【No.61】分譲マンションの適切な大規模修繕工事の支援

  • 都市機能・まちづくり

募集期間

2026年10月07日~2028年03月31日

担当課

住宅都市局住宅部住宅企画課

本課題のポイント

解決したい課題

分譲マンションの管理組合は、修繕工事に関する専門知識を持たない区分所有者によって運営されることが多く、大規模修繕工事に係る必要な工事内容、見積もり徴取先、適正な工事費用等を判断することが難しい。

想定する解決策

分譲マンションの管理状況を踏まえた大規模修繕工事を適切に実施するために、管理組合の意思決定に資する仕組みやサービスの提案を募集したい。

提案者側の想定メリット

・本市との連携実績構築
・本市ホームページ等での周知を通じた、自社サービスの認知度向上
・他都市への展開に向けた事例形成

公民連携に期待する事項

・工事実施における適切な意思決定を支援する仕組みづくり
・適切な修繕工事に向けたサービス・仕組みの提案
・民間事業者のノウハウやデジタル技術を活用した支援策の提案

本課題の詳細

 

課題の背景・現状

 

分譲マンションの大規模修繕工事は工事項目が多岐にわたり、建物規模や仕様によって費用も大きく異なることから、管理組合が工事費の妥当性を判断することは容易ではない。加えて、近年は資材価格や人件費の上昇により工事費が増加傾向にあるほか、マンションの大規模修繕工事を巡る談合問題も発生しており、管理組合が適切な情報を得ながら工事を進めることの重要性が高まっている。

本市では、「名古屋市マンションの管理の適正化の推進に関する条例」を施行しており、市内のマンション6,311棟(住宅企画課調べ)の管理組合のうち、約87パーセントの組合とコミュニケーションを図ることができる体制を構築している。また、マンションの管理支援制度についても幅広いメニューを整備しており、本分野における先進自治体としての強みを有している。

 

実現したい未来

 

管理組合が大規模修繕工事の概算費用や将来的な修繕資金の見通しを把握できるようにすることで、管理組合による工事費の妥当性確認や合意形成を支援し、適切な修繕工事の実施につなげ、計画的かつ適正なマンション管理を促進したい。

 

提案して欲しいこと

 

分譲マンションの管理組合が、大規模修繕工事に係る費用や修繕積立金の状況を分かりやすく把握し、工事実施に向けて適切な意思決定を行えるよう支援する仕組みやサービスや提案を募集します。

提案内容は、アプリケーションやシミュレーター及びAIの活用などのデジタルツールに限定せず、データ分析、既存サービスの提供、実証実験その他の手法を含む幅広いものを対象とします。また、本提案は無償で提供可能な提案を募集します。

さらに、本市はマンション施策分野における先進自治体として、今後の新たな施策立案や制度改善につなげていくことを目指しています。そのため、管理組合の意思決定支援に加え、実証実験や政策形成に活用できるデータ収集・分析方法などの提案についても併せて募集します。

募集概要

担当課 住宅都市局住宅部住宅企画課
担当部署の事業の概要 ・住宅施策の企画・立案及び総合調整
・民間住宅に関する施策の推進や、マンションの適切な維持管理・再生の促進などを通じた、市民の良好な住環境の形成
検討経緯・これまでに実施したことがある施策等 本市では、マンションの管理の適正化を図るため、様々な支援制度に取り組んでいる。その中で管理組合からは修繕工事費や修繕積立金に関する相談も多く、工事費の概算や将来負担を分かりやすく把握できる仕組みが必要であると認識している。そのため、民間事業者のノウハウやデジタル技術などを活用した支援策を検討したい。
提供企業に求める専門性 分譲マンションの維持管理、大規模修繕工事、長期修繕計画作成、建築工事費等に関する知見や実績を有すること、また、
利用者に分かりやすく分譲マンションの管理に関連する情報を提供するためのサービスの開発・運用に関する知見を有することが望ましい。
提案できるリソース等 ・市ホームページ等を活用した情報発信
・マンション管理施策に関する情報提供
・マンション管理組合等への周知協力
・実証実験フィールドの確保に向けた周知・調整
実施予定時期 令和9年3月までに少なくとも1つ実現希望
提案の選定方法 提案内容が妥当であれば採用数を絞込まない
予算措置の可能性 提案次第で要求を検討
備考/その他参考情報

マンション管理(名古屋市公式ウェブサイト)

https://www.city.nagoya.jp/kurashi/juutaku/1014681/index.html